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学校法人設立の児童発達支援&放課後等デイサービス

自分自身を分析してみよう

 こんにちは。キックオフ チャイルド・ケアセンター管理者の田中文昭です。今回、下記のような記事を作成しました。よろしければご一読ください。

 人間は誰にだって、得手不得手があります。子育てにおいても同じです。私たち保育のプロも、保育の中に得意なことと苦手なことがあります。僕は先生達に自分の保育の得手不得手を分析して、それらを意識して保育を考えていくことを勧めています。
 子育てにおいても、自分自身の強みと弱みを知ることで、自分の気持ちをうまくマネージメントすることができるようになります。子育てに対する理想的な自分の姿を求めすぎてしまうと、とってもしんどくなってしまいます。完璧な人なんて存在しません。そうであるのにも関わらず理想の自分を追い求めてしまい、「なんて自分はダメなの」と思ってしまうと、子育てがうまくいかなくなってしまいます。でも、「自分は○○が苦手だけど、◇◇は得意」と思うことで、自尊心が極端に下がらずにすみます。苦手なことは、「今より少しうまくできるようになったらOK」というぐらいの気持ちで子育てをしていけば、自尊感情を損なわずにすみ、子育てを少し楽に思えるようになります。ただし、自分自身の現状を分析し、強みと弱みを意識することが大切です。そのためにはまずは日々の行動から自分自身の言動を振り返ってみてください。自分自身を振り返ってみる機会を持つことは、自分の得手不得手を冷静に見つめることにつながり、自分自身を正しく理解することにつながります。

 

博士(教育学) 臨床発達心理士 田中 文昭